旧別海村営軌道風蓮線
奥行臼停留所
当時の車両など、貴重な近代遺産が残される場所。
旧村営軌道風蓮線は、道開発事業として実施され、昭和38年に国鉄奥行臼駅から上風連小学校までの一部が開通しました。翌年の昭和39年には、役場上風連出張所までの延長工事が完了し、地域住民の交通手段として利用されてきました。
この軌道の完成は、同地域唯一の交通機関であり、冬期間の風雪に耐える近代設備は、生活・生産物資の輸送に大きく貢献しました。しかしながら、時代の流れや自動車の普及とともに利用度は減少し、昭和46年3月をもって廃止されました。別海町のみならず日本の近代交通遺産として大変貴重なものです。
所在地 | 北海道野付郡別海町奥行15番地55 |
入場料 | 無料 |
URL | 別海町公式HP |