野付半島の最新情報
好評でした全ての氷平線ツアーは3月7日を持ちまして今季終了いたしました、沢山の皆様のご利用ありがとうございました
2024年1月下旬をめどに開始したいと思います、また皆様のご利用お待ちしています。(スタッフ一同)
水平線ならぬ「氷平線」とは文字通り、水平線のように広がる氷の大地のことであり、凍てついた海と空の境をなす線です。
北海道の東のはて、野付半島になぜ氷の大地ができあがるのか、そのなりたちと魅力をご紹介いたします。
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日本最大の砂の半島「野付半島」。全長26km、一番狭い部分の幅はわずか50mほどで、両側に海がみられる細長い地形は「北の天橋立」とも呼ばれます。
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半島の内側の野付湾は「海」ですが、厳冬期になると一面凍ってしまいます。(1月~3月中旬頃)
広い海が凍っているからこそ、平らで広大な白い平原が現れるのです。
また砂嘴である野付半島には山がなく、空の広さも格別!
この組み合わせが、白と青の世界を生み出します。 -
氷平線は眺めても雄大な景色ですが、その一面の氷の大地を歩くとまた格別!何もない白い世界を独り占めできます。
しかし、そこは海の上、安全に楽しむためにはツアーに参加しましょう。
氷平線以外にも、冬ならではの光景や生き物たちの姿、野付半島の不思議をガイドがご案内します。 -
結氷した野付湾の上を歩く「氷平線ウォーク」では、360度パノラマの氷の景色を楽しめます。遠近感を利用して行うトリック写真も、撮りやすいポーズをガイドがアドバイス。
撮った写真はSNSで自慢しちゃおう!
#べつかい氷平線 をチェック!
氷平線を見に行った、という方はぜひ、撮影した写真に #べつかい氷平線 をつけて
Instagram(インスタグラム)で投稿してください。あなたの投稿がきっかけで、べつかい氷平線がよりメジャーになるかもしれません(笑)
氷平線を歩いて楽しみたい!という方は、現地の野付半島ネイチャーセンターが実施するガイドツアーに参加しましょう。
ガイドなしで凍った海の上を歩くのは大変危険です。実際のところ、氷が割れて海に落ちそうなエゾシカも時々見かけますので。

野付半島ネイチャーセンターから、スノーシューをはいて、雪原の中にたたずむ、夏とはまた違う雰囲気のトドワラ(立ち枯れたトドマツが残る場所)を目指す2時間の「トドワラ・氷平線ウォークツアー」と、滞在時間が短くても氷平線を楽しめる約1時間の「ミニウォーク」があります。
※要予約。利用日の3日前からは電話予約のみ。(0153-82-1270)
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氷平線ウォーク
- 共有事項
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- ・実施時期
- 1月中旬~3月上旬ごろ※その年の結氷状況によります。
- ・催行人数
- 2名〜 1名参加は料金1.5倍で催行
- ・用意するもの
- 防寒着(レンタルなし。風を通さないもの。)帽子、手袋、マフラーなど肌はできるだけ露出させない。足元はスノーブーツなど丈の長い靴か、登山用スパッツを。
トリック写真ではお客様のカメラ・スマートフォンを使用します。 - ・問合せ先
- 野付半島ネイチャーセンター 0153-82-1270
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- ・体験可能時間
- ①午前の部 9:30〜
②昼の部 12:30〜 ※都合により変更有 - ・所要時間
- 2時間程度(3kmほど歩きます)
- ・料金
- 大人 4,500円(スノーシュー代込み)※小学生は半額、幼児無料(3km歩きますので、あらかじめご承知ください)
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ミニウォーク
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- ・体験可能時間
- 随時(9:00~15:00の間)
- ・所要時間
- 1時間程度
- ・料金
- 大人 2,300円(団体の場合は1,500円)
※小学生は半額、幼児無料

スノーモービルで引くソリにのって氷平線を楽しむツアー。
体験時間の長さが異なる2つのツアーがあります。
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三本松ショートコース
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夏は海に囲まれ、徒歩はもちろん、観光船でも行くことができないトドワラの先の最後の秘境「三本松」へ行くことができます。 歩くのは大変だけど、氷平線をひとり占めしたい!滞在時間が短いけれど、野付の冬の大自然は味わいたい!という方におすすめ。
- 共有事項
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- ・実施時期
- 2月上旬ごろ※その年の結氷状況によります。
- ・問合せ先
- 野付半島ネイチャーセンター0153-82-1270
- ・体験可能時間
- ①10:30、②11:30、③12:30、④13:30、⑤14:30、
- ・所要時間
- 約40分
- ・料金
- 大人 4,000円 ※小学生は半額、幼児無料、催行人数:2名〜1名参加は料金1.5倍で催行
- ・貸出するもの
- 防寒着・膝掛毛布・シルバーマット・双眼鏡・長靴を無料で貸出しています。
- ・用意するもの
- その他防寒グッズ
- (※都合により変更有、予約優先になります。現地、当日でも、空きがあれば受付けしますが、事前予約がおすすめです。)
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氷下待ち網漁見学コース(半額キャンペーン中)
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結氷した野付湾内で伝統的に伝わる氷下待網漁(こおりしたまちあみりょう)を見学できるツアーです。
野付半島ネイチャーセンターからスノーモービルで引くそりにのって漁場まで移動(移動時間約10分)し、漁を見学します。
運がよければ、漁にあつまるオオワシ・オジロワシを間近で見ることができるかもしれません。 - ・体験可能時間
- 10:30開始(午後からのツアーは要相談)
- ・所要時間
- 約60分
- ・料金
- 大人6,000円(キャンペーン期間半額3,000円) ※小学生は半額、幼児無料、1名参加は料金1.5倍
- ・定員
- 8名まで
- ・貸出するもの
- 防寒着・長靴・毛布を無料で貸出しています。
- ・用意するもの
- その他防寒グッズ
- ・その他
- ほかのお客様と同乗していただく場合がございます。

野付半島から一番近い空港は、根室中標津空港です。
根室中標津空港は、以下の便が就航しています。
・東京・羽田空港から1日1往復(ANA)
所要時間:約100~115分
・札幌・新千歳空港から1日3往復(ANA)。
所要時間:約50~60分
中標津空港について詳しくは根室中標津空港ホームページをご覧ください。
中標津空港から野付半島までの交通手段としては、タクシーもしくはレンタカーとなります。
・タクシー 所要時間約50~60分 料金:12,000~13,000円程度
・レンタカー 所要時間約60分 中標津空港近くもしくは中標津市街に
数社レンタカー会社がございます。
※冬期のレンタカーでの利用は、雪道・凍結路に慣れている方以外に
はおすすめできません。
参考:なかしべつ観光協会HP

冬期限定の事前予約制バス「ひがし北海道エクスプレス」を利用すれば、近隣の主要観光地から野付半島まで行くことができます。
・阿寒湖・摩周駅・標津町から・・ひがし北海道エクスプレスバス6号・知床ウトロ・知床羅臼から・・ひがし北海道エクスプレスバス5号→標津町にてひがし北海道エクスプレスバス6号に乗継
※バスの利用にあたっては協賛宿泊施設を利用するなどの条件がござ
います。詳しくは公式ホームページにてご覧ください。
氷平線が広がる別海町(べつかいちょう)は、
北海道の中でも特に冬の寒さがキビシイところです。
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1月の気温
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2月の気温
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3月の気温
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※参照:気象庁ホームページ 過去30年間(1981~2010年)の平均数値
また海上のため、荒天時にはとても冷たくて強い風(吹雪)が吹くこともあります。
十分すぎるほどの防寒をおすすめします。
おすすめの服装
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アウター
厚手のダウンジャケット(その下にセーターやパーカーなどを重ね着)、起毛の厚手のパンツ 撥水素材がオススメ
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インナー
ヒートテックなどの保温素材のシャツやタイツ
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足 元
冬用のブーツと厚手の靴下
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アクセサリー
ニット帽や耳あて、マフラー、手袋、カイロなど(防寒だけではなく、電子機器の防寒にも使えます)、トリック写真に使えるアイテムなど
また、以下のサイトもおすすめします。
ご注意ください
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勝手に歩いてはいけません。
氷平線は一見、そうには見えないかもしれませんが、海の上にできた氷の大地。氷が厚いところもあれば、薄いところも。特にできて間もない1月や気温があがる3月は、危険なところもあちこち。勝手に歩くのは危険です。安全な場所を誘導するガイドツアーに参加してください。
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飲食施設はありますが、休業日もあります。
野付半島ネイチャーセンター内にレストランがあります(2018年度から冬期も営業はじめました)。営業時間は11:00~15:00までです。ただし火曜日が定休日のため、ご注意ください。また、売店・自動販売機で飲料等購入できます。
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路線バスがありません
野付半島ネイチャーセンターへのバスは夏期しか運行していません。冬期は前述の事前予約制バス「ひがし北海道エクスプレスバス」をご利用ください。
近隣の宿泊地情報
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尾岱沼温泉(別海町)
野付半島の対岸に位置する尾岱沼(おだいとう)温泉。良質な温泉や新鮮な魚介類を楽しむことができます。
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標津町
野付半島ネイチャーセンターから約20kmの標津町には、複数の旅館や宿泊施設、飲食施設があります。
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中標津町
近隣で唯一空港がある中標津町は、野付半島から約35km。ホテルや飲食施設などが多数ございます。
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その他
冬期運行する「ひがし北海道エクスプレスバス」を使えば、氷平線を楽しんだあと、以下の温泉地へ行くことができます。