旧奥行臼駅逓所
現存する数少ない駅逓所(えきていしょ)
駅逓所(えきていしょ)とは、近代の北海道において、交通不便後に駅舎と人馬等を備えて、物資の逓送や宿泊等に便宜を図るために設置された施設です。
明治期以降、北海道では独自の制度として存続し、北海道の開拓と連動して発展を遂げました。
旧奥行臼駅逓所は、駅逓取扱人山崎藤次郎の自宅を駅舎として、1910(明治43年)に開設されました。廃止される1930(昭和5)年までの間、人馬の継立と宿泊、物資の逓送等を行いました。駅逓所廃止後は、山ト山崎旅館として使われ、駅逓所時代よりも賑わっていたと伝えられます。
1982(昭和57)年に別海町指定文化財、1994年に北海道指定有形文化財、2011(平成23)年に国の史跡に指定されました。
所在地 | 北海道野付郡別海町奥行15番地12 |
入場料 | 無料 |
公開時間 | 午前10時〜午後4時30分 ※建物内部以外は、公開時間外でもご自由にご覧いただけます。 |
休館日 | 月曜日(祝日と重なる場合は開館) 11月4日〜4月30日 |
URL | 別海町公式HP |