いかに牛がいっぱい食べたい草を作るか~一番草の収穫 その1~(食育レポートvol.8)

牧草ロールづくり


冬の間、牛の貴重な食糧となる牧草の収穫。
牧草の収穫どんなにいい草が生えても、収穫を失敗すれば台無し。
そんな作業の中、臼井牧場さんが収穫の様子を見せて下さいました。

 

天気予報、そして雨雲とにらめっこの日々

臼井さんは朝4時半に起き、4:45から搾乳開始。
今年の一番草収穫は6月22日~2週間ほど、作業は9:00~15:00。
その後夕方の搾乳、就寝は23時。
天気予報を見つつ、近くにある雨雲を気にしながら過ごします。
牧草は牛のごはん

 

札幌ドーム10個分の牧草ロールづくり

臼井牧場さんは、放牧地を除いて50ヘクタール。(1ヘクタールは一辺100mの正方形1個分)
札幌ドーム10個分。
チモシー

牧草はチモシー、白クローバーなど。
農薬は使わず、状態に応じて牛ふんの量、肥料の量を見極めます。
「土の栄養管理がすべて。あとは自然に見守るしかない」

 

トラクターでの刈り取り作業

まずは刈り取りの作業。

トラクターに乗せていただきました。(動画19秒)

大きな音を立てながら牧草地をぐるぐると渦巻きに刈り取っていきます。

一番草の収穫

 

刈り取ると、テッター(刈り取った牧草をほ場全体に広げたり、反転作業をする機械)
で散らします。
一番草の収穫 テッター


サイレージ用で、天気が良ければ1日、
乾燥ロール用だと3日ほどテッターで何度も散らして乾かすのだそうです。

 

「一番困るのは、ロール直前の雨。
お茶を想像してみて欲しい。乾燥した茶葉に水を加えると味が出るように、
凝縮した栄養が出てしまう。品質も悪くなる。」

 

いよいよロールづくりが始まります。

 ※今回は特別に許可を得て撮影させていただきました。
私有地及び感染症予防のため、牧草地への立ち入りはご遠慮くださいますようお願い致します。

《農林水産省フードチェーン食育活動推進事業》