野付沖のホタテ漁

(この記事は、2012年5月2日公開。2017年12月加筆修正)

野付半島沖で行われる、ホタテ漁。
漁期は12月から5月。冬の訪れとともに、ホタテ漁が 始まります。

連日、漁師さんたちは、まだ薄暗い時間(5月はじめは4時頃)出港、日の出とともに漁を開始、「八尺(はっしゃく)」と呼ばれる桁網(けたあみ)でホタテをとっています。

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▲ホタテを獲る桁網(けたあみ)。畳んでいるときはこのようになっています。

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▲野付のホタテ漁は、まだ暗いうちに出港します。

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▲非常に寒いですが、冬の朝焼けは美しいです。
ホタテ漁船は船団で出港していきます。等間隔に進んで行く船の灯りは陸からも見ることができます。

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▲網起こしをしているところ。

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▲ホタテがぎっしり!

水揚げすると、商品になるホタテ、殻が壊れてしまっているホタテ、ホタテに混じってあがるヒトデ(漁師さんたちは『ヤツデ』と呼びます)を船の上で選り分けます。
一度で揚がる量は2トン以上、一日の漁では8~9トンという量を、帰港するまでに全て手作業で、きれいに分けてカゴに入れます。

ホタテ漁(いろいろ混じっています)


▲野付のホタテは吊るしではなく、稚貝を放流して天然の状態で育てる地撒きです。
桁網で海底を浚って水揚げするため、砂もついていますし、ヒトデや時にはウニやカニ、魚も混じって揚がります。
この中から発見されたのが、日本で12個しか発見されていないマンモスの臼歯。
別海町では3個見つかり、別海町郷土資料館に展示されています。

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▲野付沖でホタテと一緒にあがったマンモスの臼歯

野付のホタテ漁船は1隻5人乗り。 
航行中は、船長さん以外の4人で、停船中は、船長さんも入って5人で選別を行います。

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 野付沖の流れが速い潮で運ばれる大量のプランクトンを食べたホタテはジャンボ!

ホタテの大きさ(手と比較)

▲手と比べて、この大きさ!

野付のホタテは、大きいだけでなく、グリコーゲンが豊富で甘みとうまみが濃いのが特徴です。

ホタテのむき身イメージ(船上)

 こうしてとった野付のホタテ!漁港前の直売所で購入できます。

直売所の活ホタテ

▲水槽の中で、元気に生きています!

直売所では、活ホタテをその場でお刺身にしてもらうこともできます。 
ジャンボで甘い貝柱だけでなく、クリーミーな卵、コリコリとしたミミも全部味わってみてください。

直売所ホタテの刺身


▲直前まで水槽で生きていたホタテは、お醤油をかけると、キュッとミミが縮まりました。

ぜひ、地元の味をお試しください。

【尾岱沼漁港前 海産物直売所情報】
・野付漁協直売所 海紋(かいもん) 営業時間 9:00~17:00 TEL 0153-86-2326
・大森商店 TEL 0153-86-2274

※地方発送等は、お店でご相談ください。
※ホタテ漁は、GW中は休漁です。