べつかい毎日川柳 Vol.017 ~野付半島から16km先は国後島

本日10月19日は、日ソ国交回復の日。

それにちなんで、本日のご紹介はこちらの2句です。

べつかい毎日川柳017

 

1956(昭和31)年10月19日、モスクワのクレムリンで、日本の鳩山一郎首相とソ連のブルガーニン首相が「日ソ国交回復の共同宣言(日ソ共同宣言)」に調印しました。

宣言では、日ソ両国は引き続き平和条約締結交渉を行い、条約締結後にソ連は日本へ歯舞群島と色丹島を引き渡すという内容になっていましたが、全面返還を求める日本と二島返還を主張するソ連との折り合いがつかず、その後も領土問題は決着をみないまま現在に到っています。

全長123kmに及ぶ北方領土・国後島の姿がよく見えるのは標津町や羅臼町ですが最も距離が近いのは野付半島。わずか16kmの距離です。

 国後島

国道244号線沿い、尾岱沼白鳥台には北方展望塔があり、2階は展示室、3階は展望室となっています。
展示室では北方領土に関するパネルや映像により、北方領土の歴史を学ぶことができます。
展望室には望遠鏡が設置され、晴れた日には、野付湾・野付半島ごしに国後島の島影を望むことができます。

道の駅展示室・展望室 (2)

道の駅展示室・展望室 (5)


道の駅展示室・展望室 (10)

道の駅展示室・展望室 (11)

館外には、返還を期して寄贈された叫びの像「四島への道 叫び」が国後島の方角を指差し立ち続けています。
老女を中心にした3人の像の先には、北方四島をイメージしたポールが立ち、像とポールの間の距離は野付半島から国後島までの最短距離である16kmにちなんだ16mとなっています。

叫びの像-(2)

 

別海町上風連地区では、昭和20年9月に国後島泊村から引きあげた住職が持ち帰った馬頭観世音像が保存されています。元は国後島古丹消に住んでいた人たちが他の32体の仏像とともに厨子に入れて祀っていたもので、現在は別海町歴史文化遺産第1号に指定されています。
1年に一度、6月15日に地域のお祭り「馬頭観音祭」で一般公開されます。

   上風連馬頭観音祭 (13)

上風連馬頭観音祭 (19)


上風連馬頭観音祭 (30)

上風連馬頭観音祭 (1)

   

【関連情報】
・別海北方展望塔
住所/野付郡別海町尾岱沼5番27(道の駅おだいとう)
電話/0153-86-2449
休館日/年末年始(12/30~1/3)、11月~4月の月曜日
開館時間/9:00~17:00(5~10月)、9:00~16:00(11~4月)

・馬頭観世音像
問合せ先/別海町教育委員会
電話/0153-75-2111