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別海町で「四角い太陽」が観測されました!

 

 四角い太陽_ssh111005 (5)

「厳冬期に見られる幻の現象」と言われる四角い太陽
なんと、昨日10月5日(木)早朝、別海町野付沖で観測されました。

日の出と共に、かまぼこ型、台形、ホタテ貝のような形、楕円と、刻々と姿を変え、4分ほどの天体ショーとなりました。

逆さまに伏せたお猪口、または昔話の茅葺きの家のよう。

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四角です。

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海から飛び出たマッシュルームのよう?

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この変形太陽は、空気の温度差によって光が屈折して起こる蜃気楼の一種です。
「出現は厳冬期(2月頃)」と解説されることが多くありますが、必ずしも厳冬期には限りません。
今回のように、気温が急激に下がると、海水は温度低下が緩やかであるため温度差が大きくなって条件が整い、10月頃からも見られることがあります。

では、なぜ「四角い太陽は厳冬期」という情報が通説となったのでしょうか。

ネイチャーガイド河口真梨さんからのコメントをご覧ください。

「そうそう。これは気温差が生み出す現象です☆
特に厳冬期に限らずともみられます。
ただ、夏期は日の出が早いこと、霧が濃くなりやすいことなどから冬のがみられる→厳冬期にしかみられない。と変化していったと推測できます。
ネイチャーセンターでは近年、訂正してますが、まだまだ根強い厳冬期のみみられる説です。」

尾岱沼温泉シーサイドホテルのおかみさんからも、2月の他、12月、冬至頃も見られることが比較的多いとお話を伺いました。
条件的には、水平線に雲があると太陽が隠れてしまい見ることができませんが、逆に晴れすぎていても太陽が水平線から昇ったときから白っぽく輝いてしまってよくないそうです。
また、天気図では等圧線が広いときが、好条件とのことです。

「2月頃が人気」の理由は、流氷やオジロワシなど、四角い太陽以外にも見どころが増えるためとか。

そして、9月末にも変形太陽が観測されていました。
このときは、変形だけでなく朝日が七色に色づき、大変美しく幻想的な光景だったとのことです。
見事なグラデーションですね。
アサリ獲りの漁船も趣きを添えています。

四角い太陽_ssh-(6)四角い太陽_ssh-(10)

 

この四角い太陽、おすすめの鑑賞ポイントは、野付半島尾岱沼(おだいとう)。

道の駅おだいとうがある白鳥台や、野付小学校前などは高台になっているので、観察がしやすい場所です。
※野付小学校前は駐車場がありませんので、路肩停車となります。交通の妨げとならないようご配慮お願い致します。
地図(野付小学校は地図内では野付の千島桜の場所になります)

いつでも見られるものではないので、タイミングと運頼みになりますが、機会がありましたらぜひ鑑賞に挑戦してみてくださいね。

【画像提供】
尾岱沼温泉シーサイドホテル

TEL/0153-86-2316 住所/尾岱沼岬町29
ブログでは、更に詳しい情報が紹介されています。
過去記事もおすすめ。
別海旅行をした気分になれますよ。

【日の出時刻の確認】
国立天文台天文情報センター 暦計算室で確認ができます。
根室(北海道)を選択してください。

※本ページの画像はすべて、尾岱沼温泉シーサイドホテルからお借りしたものです。
無断転載はご遠慮ください。