”酪農教育ファーム”で田舎体験~オシダファーム(食育レポートVol.24)

”農場の宿”ファームインを経営している”オシダファーム”。
 押田栄司さん、美恵子さん夫妻の移住や食への取り組みはこちら。(食育レポート Vol. 7

今回は、小学生の酪農体験の様子を見せていただきました。
今回参加したのは、近隣の町から体験に来た小学4年生。
美恵子さんと、生まれたばかりの子牛のいる小屋へ向かいました。
オシダファーム 酪農体験

 

子牛は親牛が出産の疲れで押し潰したりすることがあるため、離して育てています。
「この子の名前は”オペラ”。ミュージカルを見に行った日に生まれたの。」と、美恵子さん。
オシダファーム 生まれたばかりの子牛

 

美恵子さんの指導で、
哺乳瓶を使って子牛が飲みやすい角度と力加減を教わりながらミルクを飲ませます。
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 ▲子牛の吸う力で引っ張られてしまう

オシダファーム 子牛への哺乳体験

 ▲立っている母牛から飲むように、斜め上から飲ませる

美恵子さんは質問します。
「どうして子牛は生まれてすぐに立つと思う?」
大人がミルクを飲ませてくれる人間と違い、
自分からミルクを飲みに行かなければならないことを教えました。

子牛は一週間ほどで草を食べ始めます。
そのために、子牛には生まれた時から歯が生えていることを伝えます。
実際に口の中に手を入れさせることもあるそうです。オシダファーム 子牛への哺乳体験

 

少し大きくなった子牛には飼料と牧草を運びます。
オシダファーム 少し大きな子牛へ飼料を与える作業

 

栄司さんと別の小屋へ移動し、
牛が牧草を消化する仕組みを学びました。
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「どうして牛はおっぱいに穴があいているのにいつも出てこないの?」
という質問に、搾って出てくる牛のお乳の仕組みと
搾乳の方法を教える栄司さん。
オシダファーム  酪農教育ファームファシリテーターの押田さん

 

押田家の皆さんは母牛の搾乳作業を始めていましたが、
小学生は牛の足で蹴られたりすると危険なので、小学生は子牛の体験です。

 

次は、鞍をつけたポニーにまたがって手綱の引き方を教えてもらいます。
ポニーの乗馬体験です。
何周も繰り返していると、自分で御すことができるようになりました。
オシダファーム ポニー乗馬体験

 

その頃、ファームインには宿泊者が到着しました。

今度は宿泊者と一緒にポニーの馬車に乗り、牧場の敷地を巡りながら
牛舎の歴史やトラクターなど酪農設備の説明を聞きました。
オシダファーム ポニーの引き馬体験

 

 オシダファーム ポニーの引き馬とロールメッセージ

▲宿泊者が書いた牧草ロールメッセージ

 

この日の宿泊者は、東京都と埼玉県からいらっしゃっていました。
「道路から牛を見たことはありましたが、こんなに間近で見られるとは」と感動していました。
オシダファーム 本州からの宿泊者

 ▲牛の前で記念撮影

 

オシダファームで勧めているのは、”田舎体験を牧場で”。
「ここには牛も馬もヤギもいる。
年齢に応じて、動物との交流や料理などここでしかできない色々な”田舎体験”をして欲しい。」
と栄司さんはおっしゃいます。

「ポニーに乗れるようになったから、次は馬に乗せてあげよう。」と、栄司さん。
来るたびに違った体験ができそうです。

 

《平成26年度フードチェーン食育活動推進事業》