新しい食文化の創造を~農漁村加工体験施設(食育レポートVol.31)

別海町には、広大な大地でゆったりと育った乳牛から搾った生乳を原料とした酪農乳製品をはじめ、豊かなオホーツクの内海でとれる海産物など、自然の恵みを受けて作る多くの食べ物があります。
それら地元で生産される農水産物を工夫して、新しい食文化の創造を目指すとともに、郷土の食文化を広く伝える場、人と人との交流の場として「農漁村加工体験施設」が平成12年に作られました。
オープンから15年、手作りによる食品を愛好する方たちの間で人気の施設となっています。


別海町農漁村加工体験施設

▲農漁村加工体験施設

 

農漁村加工体験施設は2部屋あり、それぞれ専門の職員に教わることができます。
加工研修室(Ⅰ)では、パン、カステラ、そば・うどん打ち体験などができます。別海町農漁村加工体験施設

 

加工研修室(Ⅱ)では肉や魚の燻製、山菜おこわや煮豆、角煮づくり体験などができます。
別海町農漁村加工体験施設

 

施設には食品加工用の機械が揃っており、色々な食材を調理することができます。
別海町農漁村加工体験施設の業務用設備

 

職員が使っているのは「モルダー」という機械。
分割した生地を入れると、パンづくりに重要なガス抜きと成形作業を一瞬で行うことができます。

別海町農漁村加工体験施設

▲「私はもともとパンを作るのが好きなんです。体験する女性たちは、たいてい家の仕事をしてからこの施設へ来ていますから、ひとときの気分転換に、楽しく作ってもらえればと考えています。」と話す加工研修室(Ⅰ)担当の専門職員

 

ハンバーグは、このような豚肉のブロックから作り始めます。
べつかい乳業興社 農漁村加工体験施設

 

家庭では材料を細かく刻んでから混ぜ合わせますが、フードカッターを使用すればあっという間です。
別海町農漁村加工体験施設

▲「楽しく、美味しく、安全に。みんなで和気あいあいと。持ち帰って家族で楽しく食べて、話のタネの一つになってもらえれば嬉しいです」と話す加工研修室(Ⅱ)担当の専門職員

 

この施設では、メニューに積極的に乳製品を使用しています。
たとえばパンの生地をこねる時は別海牛乳、ハンバーグのタネやピザには牛乳やチーズを使います。
農漁村加工体験施設ではべつかいの牛乳屋さんを使用

 

町内外の女性たちを中心に、幼稚園児から年配の方まで幅広い年代に利用されています。
次回は、加工研修を通して人と人との交流が行われている様子をお伝えします。
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 《農林水産省フードチェーン食育活動推進事業》