酪農女性がつながる機会に~JA道東あさひ フレッシュミズ交流会(食育レポートVol.32)

【生乳生産量全国1位を担う女性たち】

「JA道東あさひ」は酪農を中心とする農業協同組合で、JA単位での生乳生産量が全国で1位の37万t/年(平成26年)。別海町上春別・西春別・別海と根室市の4支部で構成されていて、北海道で生産する生乳の約1割を担っています。
JA道東あさひ


▲JA道東あさひ本所兼別海支所


農業協同組合女性部の中でも若い女性たちで構成されるグループ”フレッシュミズ”は、次世代の女性部組織を担うべく、部員同士の交流、地域行事への参加協力、酪農に関する学習会などを積極的に行っています。1年に一度の交流会が開催されると聞き、取材に伺いました。会場は別海町農漁村加工体験施設。6種類のパンと、ハンバーグのタネ、ピザの生地を作って持ち帰ります。
別海町農漁村加工体験施設

 

この日は35名が参加。子どもたちはJA道東あさひの職員と、見守りボランティア子育てサポート「もっくの会」が預かります。
JA道東あさひ フレッシュミズ交流会

 

【手を動かしながら弾む情報交換】

加工研修室(Ⅰ)ではパンを作ります。
朝の搾乳(さくにゅう)作業を終えた女性たちが次々に到着。作業が始まりました。
JA道東あさひ フレッシュミズ交流会

 

バターロール・チョコパン・クリームパン・ベーコンチーズロール・ベーコンエピ・ドライフルーツパンの6種類です。
べつかい乳業興社 農漁村加工体験施設 パンづくり

 

徐々に各地区から女性たちが集まってきて、あちこちから楽しそうな声が聞こえてきました。
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こちらはチョコパンの成形作業。チョコクリームには、別海牛乳が入っています。
JA道東あさひ フレッシュミズ交流会

 

大阪弁が聞こえてきました。大阪から嫁いできた皆さんです。
「別海町は大阪府枚方市と姉妹都市なので交流が多いんですよ!」
JA道東あさひ フレッシュミズ交流会

 

 小学校が開校記念日でお休みだった小学生も参加。楽しそうにピザ生地をこねていました。
JA道東あさひ フレッシュミズ交流会

 

専門職員に教えてもらいながら、パンが焼きあがってきました。
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その頃、加工研修室(Ⅱ)では、ハンバーグのタネづくりが始まっていました。
パン粉と同時に加えるのは、もちろん別海牛乳。
JA道東あさひ フレッシュミズ交流会

 

手を動かしながら、牧場の仕事で使っている資材のことや、搾乳作業で別々になりがちな家族との食事のとりかたなどを話し合っていました。農漁村加工体験施設

 

【酪農女性がつながる機会に】

この交流会を運営したJA道東あさひの溝口さんは「フレッシュミズの集まりは牧場のお嫁さんたちが交流する機会になっていて、この交流会の他にも各支部で色々な企画がされています。家族に食べ物を持ち帰ることができる企画はとても好評です。この施設は人気があってなかなか予約できないので、利用できて良かったです。」と話していました。

 

 この日の別海町農漁村加工体験施設利用者は年内最多。体験者の皆さんは交互に昼食をとり、すべての調理が終わったのは15時過ぎでした。家族へ沢山のお土産を手にして、女性たちは夕方から再び始まる牧場の仕事へ戻って行きました。
農漁村加工体験施設

《農林水産省フードチェーン食育活動推進事業》